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休業期間中におけるweb会議システムを活用した取り組み

新着 以下の取組が「東京の産業と教育 No.158」で紹介されました。

休業期間中におけるweb会議システムを活用した取り組みについて
 
 町田工業高校では、都立唯一の「総合情報科」として、この休業期間中においてもITを活用した教育活動に取り組んでいます。今まで行った事例を紹介します。今後もさまざまな場面での活用をめざして取り組みを進めていきます。
 
5月29日(金)
「シスコデジタルスクールネットワークのイベントへの参加」

 情報システム系列3年生30名が「シスコデジタルスクールネットワーク」のイベントに自宅からオンラインで参加しました。「シスコデジタルスクールネットワーク」とはシスコが提供する、生徒たちがいつでも、どこでも、どんなデバイスからでも最高の学習に参加できる環境、教室の壁を越えて無限に広がる学びを実現し、教育者と学習者を安全なネットワークとコラボレーション空間でつなぎ、遠隔授業、学生間交流、教員同士のコミュニティを実現するプラットフォームのことです。
 今回は、シスコのSEマネージャーの方に「これから求められるデジタル人材を目指して」との題名で、(1)デジタルトランスフォーメーションなど4つのキーワードをもとに今社会で行っていること(2)これから求められるスキルとは?(3)生徒からの質問などについてお話いただきました。
 このイベントを通して、全国の高校生たちと一緒に学べたことも、生徒たちにとってはとても刺激になっていたようでした。

                      
         講演中の画面(生徒は自宅からオンラインで参加)   参加している生徒の様子(全国の高校生たちと)
 
5月20日(水)
「Tokyo P-TECH 進学ガイダンスの実施」
 令和4年度から本格実施する企業・専門学校と連携したIT人材育成のための教育プログラム「Tokyo P-TECH」に向けて準備を進めています。今回は、情報システム系列の3年生に高校卒業後のカリキュラムを実施する「日本工学院八王子専門学校」への進学についてのガイダンスを行っていただきました。Tokyo P-TECHによって専門学校ではどのようなスキルがさらに身につくか、専門学校へ進学するにはどのようにすればよいかなど、進路を考える上で大変参考になる話を聞くことができました。
 ちなみに、今回のガイダンスもコロナ禍の影響により生徒は自宅にいながらオンラインで参加しました。
               
         学校紹介の画面(生徒は自宅からオンラインで参加)     専門学校の先生に質問をしている生徒の様子

4月27日(月)
「オンラインでの日本IBM社員によるメンタリングの実施」
 町田工業高校では、令和4年度から本格実施する企業・専門学校と連携したIT人材育成のための新たな教育プログラム「Tokyo P-TECH」に向けて、試験的な取り組みを進めています。

 情報システム系列3年生30名に対し、web会議システム「Cisco webex」を利用した日本IBM社員によるメンタリングを実施しました。
 メンタリングでは、生徒1人に対して日本IBM社員1人がメンターとなり、「勉強」「IT技術」「進路」などさまざまな相談を通して、社会人の先輩として生徒の内面的なサポートを行っていただいております。自宅学習が続く中、不安も含めさまざまなことをメンターの方に相談できたことで、今後の進路に向けて大変参考になったようです。
        
      自宅からオンラインでの集合写真       メンターとのアイスブレーキングの様子 

 
 
4月20日(月)
「オンラインホームルーム」と「Cisco社員によるWebexの活用事例およびITによる社会変革についての講演」

 情報システム系列3年生30名に対し、Webexを利用したオンラインホームルームとこのWebexの開発元であるCisco Systemsの社員の方を講師に招いて講演を実施しました。前回の試験的なオンラインホームルームを経て、今回は全員参加して実施することができました。
 本校は、シスコネットワーキングアカデミーの認定校であり、Webexの導入においてもシスコシステムズのご支援をいただいております。そのご縁もあり、今回の講演が実現しました。
    
 講演の様子 画面にはプレゼン資料が表示されています
 (生徒は自宅にいながらオンラインで聴講しています)

 シスコ様からの講演を受けて、Webexの活用事例も含めてIT技術が社会にどのように変革を起こしていくのか、また変革を起こすためには何が必要なのかなど、生徒がこれからの社会で重要な考え方を学ぶことができました。
 企業が進めているリモートワークと同じシステムを使ってホームルームを実施したことで、働き方についてやITの活用についても体験的に学習することができ、生徒にとってとても有意義なホームルームになりました。


 
4月13日(月)
「Cisco Webexを活用したオンラインホームルームの試験実施」

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、生徒が登校せずに学習活動を進め、その状況を双方向で確認できるweb会議システム「Cisco Webexを活用したホームルーム」を試験的に実施しました。
対象は、情報システム系列3年生30名。試験実施ということもあり23名が参加しました。ホームルームでは、一人ひとり生徒の顔を見ながらの体調確認、学習の進捗状況の確認、生徒側の画面にプリントを表示しながら今後の予定についての連絡などを行いました。
 生徒からは「最初は戸惑ったが、先生の顔や声が聴けて新鮮だった。」や「クラスの友達の顔が見られてほっとした。」などの感想が寄せられました。
 また、本校の教員も多数見学に訪れ、各々の指導でのweb会議システムの活用について検討を行うきっかけにもなりました。
  
オンラインホームルームの様子
〒194-0035 東京都町田市忠生1-20-2
電話 : 042-791-1035 ファクシミリ : 042-794-0443
E-mail : S0740790@section.metro.tokyo.jp
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